ばかの生活

生活の話をとりとめなくします。

生活くんの生活の話

初めましてこんにちはこんばんは、生活くんです。
名前はかなり適当なんですけど生活の話をするよな~と思ったので生活くんです。なんとかくん、ってちょっと軽くしたような呼び方がすきなのかもしれません。

生活の話をとりとめなくしたくなってカッとなって作ってしまった。二十数年生きてきました、社会人に向いておらず、よく仕事を辞め、勝手にやすみ、時折めしをつくり、衝動買いとソシャゲの課金に預金を振り回されて暮らしております。
最近の流行りはモッツァレラチーズをめんつゆに漬けて食べることと素麺を茹でることです。

さて、生活くんには一緒に暮らしてる女の子がいます。女の子って年でもないけど。それはそれ。

ヤバい女。最高の女と呼んでいる。基本的に強い。大抵のことはなんとかしてくれる。カネはないけど。あと身体は弱いしめしを作るのはすきじゃないけど。
でも洗濯物とかは干せるし生ゴミも捨てられる。朝、比較的機嫌よく起きられるのも尊敬している。あ、虫は退治できない。そこだけ頑張れ。私も苦手だから。
仕事に行かないクソ女を放っておける。求職状況に特に口出ししてこない。私だったら絶対そのクソ女ぶっ殺してるからすごい。しかも息をしていると褒めてくる。私の職はなんともなってないしマジでマジでマジで二人ともカネははいけど、まあそれはそれ。っていうか「ブログ、稼ぐ」で検索してごめん。

カワイイか美人かで言えばどっちでもないんだろうけど私にとってはえげつなくカワイイ。そういう女なのです。そんでカッコイイ。すごい。世界一じゃんそれは。あと私のことが引くほど好き。

聞いてくれてありがとう。いや言いたかったんですよ。そう。私はこのヤバヤバな女と暮らしている。この話がしたい。
2LDKで一部屋を持て余しながら暮らしている。リビングのテーブルで向き合って絵を描いたり文を書いたりし、互いのつくったものにわかったような口を利きながらげらげら笑って暮らしている。

付き合って短くはない。七年くらいだと思う。そろそろ結婚してもいい時期である。学生のころとかは結婚? は? しらね。と思っていたんだけど、ていうか現在のところ大して結婚したからって得することもそんなにないんですけど。
でも結婚しておけば深夜に突然「事実婚、同じ墓」とか「友人、病院、面会」とか「老人、ルームシェア、審査」とかで検索しては明け方ちょっとずつ白く光るカーテンを見つめることがなくなるのかもしれない、と、思う。
こういう話をすると、一緒に暮らしているその女は「よかったね」と言う。結婚したいくらい好きでよかったね、という。一緒の墓に入る方法はあることを見つけたことをよかったね、と、言う。最近は家で代々という墓も少なくなっているということを読んで、ひどく安心して寝た極悪さを。

結婚しないとこういった安心が得られない世の中がクソという話も全然ある。気分が上向きな時は世の中を呪ったりもする。元気じゃねえと呪いもできない。
もっと自由に好きなやつと好きなだけ暮らして好きなやつと好きなだけ死にたいでしょ。一人でだって全然生きて暮らしていきたいでしょ。べつに突然宇宙の話がしたいんじゃない。

こんな、がったがたの生活の話をとりとめなくしたいと思う。生活にはとりとめがない。女と女が付き合っててもべつに毎日にクライマックスとかはないし、人生の山場もない。一日で盛り上がるのは夕飯がうまいかということと、一緒にやってるソシャゲの新イベが神かクソかということくらいだ。

鍋いっぱいにポトフを作り三日間食べ続けたことや、鍋いっぱいにポテトサラダを作りこっちはなぜか二日で食べきったことや、フルーツポンチパーティーをしたことや、おい食ってばっかだな、そういうことを書きためておかないと、すっからかんに忘れて突然宇宙の話をはじめてしまうかもしれないから。

生活くんの生活の話を、始めたいと思います。